お中元 のし 会社名┃お中元ののしの書き方は会社名や名前にも基本的なマナーはあるの?
●会社名を記入する場合
名前の右側に会社名を書きます。
●名刺を貼り付ける場合
下段の中央に名刺がはがれないように貼ります。
今年も(2023年)お中元の時期がやってきますね。
日ごろからお世話になっている方々、ご無沙汰している方に感謝の気持ちと、健康を願う気持ちを表すために行われてきました。
日本では古くから行われてきたよき風習です。
次章からそんなお中元の、のしの書き方についてお伝えしていきます。
お中元の熨斗(のし)の3つの書き方とは?
そもそもの話、お中元とはなんでしょうか?
はじめに、お中元について少しお伝えします。
お中元とは、旧暦の1年間を2つに分けて、その節目となる7月15日を『中元』と言われています。
これと伝来した仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)が重なり、先祖の霊にお供えをします。
また、お世話になった家や人に贈り物をした習慣が『お中元』のはじまりと言われています。
それでは、次に熨斗(のし)の書き方を見てみましょう。
出典:http://www.fujiya-chaho.com/noshi/
個人名のみ記入の書き方
上記の画像のように、下段中央にフルネームで書きます。姓だけでも大丈夫です。
連名記入の書き方
上記の画像のように、下段右側に目上の方の名前を書きます。
連名は3名までにしましょう。
3人以上の連名での書き方
上記の画像のように、下段中央に、代表者名を書き、「外一同」と左側に書きます。
中包みに他の人の名前を書きます。
以上の3つが基本の書き方になります。
熨斗(のし)に書く会社名や名前の4つの基本マナーとは?
自分の会社名や、贈り先の会社名を入れるときもマナーがありますので覚えておきましょう。
会社名を記入する場合のマナー
贈る側の名前の右側に会社名を書きます。
名刺をつける場合のマナー
熨斗(のし)の下段の中央部分に名刺がはがれないように貼ります。
先方の名前をいれる場合のマナー
熨斗(のし)の上段の左上に相手の名前を記入します
先方の名前を入れ、連名で贈る場合のマナー
熨斗(のし)の上段の左上に相手の名前を記入し、通常の連名とは目上の人の順序が逆になり、左側から目上の人の名前を書きます。
会社名を書くときは、(株)など略称は使わずに、正式名称(株式会社)のように記入します。
また、法人であれば、会社名のみか、もしくは肩書を含めたフルネームで書くようにしましょう。
少しわかりづらい書き方ですが、連名で贈る場合、先方の名前を記入するかしないかで変わってくるので注意が必要ですね。
お中元の熨斗(のし)、2つの結び方の意味とは?
熨斗(のし)の結び方によっても意味合いが変わってきます。
よく見られる基本的な結び方は以下の2つになります。
蝶結び(花結び)
一般的なお祝いには蝶結び(花結び)を使用します。
(上記画像の左側になります。)
蝶結びは「ほどけやすい結び方ですがまた結びなおせる」ということから、何度あってもいいということからお祝い事に使用しています。
たとえば、出産・昇進・引っ越し・入学・就職などに使用されています。
結び切り
一度きりであってほしいことには結び切りを使います。
(上記画像の右側になります。)
結婚・弔事・病気のお見舞いなど、繰り返してほしくないことに使います。
通常は紅白の水引を使用します。
結婚式は金銀色で、弔事の場合は黒白色が一般的になります。
お中元は、7月上旬から15日くらの間に届くように贈ります。
7月15日を過ぎてしまったら「暑中御見舞い」または「暑中御伺い」となります。
8月に入って立秋を過ぎてしまったら「残暑御伺い」または「残暑御見舞い」と書きましょう。
お中元は一般的には7月1日~7月15日とされています。
また、関西地方は7月15日~8月15日までとされております。
今お伝えしたように、地方によって少しお中元の期間が変わりますので贈る際は確認が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・お中元の熨斗(のし)の3つの書き方とは?
・熨斗(のし)に書く会社名や名前の4つの基本マナーとは?
・お中元の熨斗(のし)、2つの結び方の意味とは?
についてお伝えしてきました。
あなたの、お中元 のし 会社名についての疑問解消に少しでもお役に立てたら嬉しいです。