ゴールデンウィークいつから始まった┃待ちどうしいゴールデンウィークの由来や起源、意味は?

ゴールデンウィークいつから始まった┃待ちどうしいゴールデンウィークの由来や起源、意味は? ゴールデンウィーク
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ゴールデンウィークはいつから始まったの?

冒頭でズバリ!ゴールデンウィークはいつから始まったのかについてお伝えします。

定説になっていますが、ゴールデンウィークがいつから始まったのかについては、映画界に由来すると言われています。

ゴールデンウィークは最初、「黄金週間」という呼称でした。

しかし、現在ではゴールデンウィークという呼び方に慣れ親しんでいます。

黄金週間という日本語表記より、英語表記のゴールデンウィークという英語表記のほうが、現代にマッチした呼び名だと個人的には思いますね。

1951年(昭和26年)、この黄金週間という言葉が生まれた当時、庶民の最大の娯楽は映画でした。

日常生活のなかで、映画が多くの人に深く関わっていた時代と言われていました。

現在のゴールデンウィークに当たる時期に1951年(昭和26年)に公開された、獅子文六原作の「自由学校」が、正月やお盆の映画よりもヒットしたことが黄金週間の由来と考えられています。

この映画は、大映と松竹という2大映画会社がそれぞれに作品を公開していますが、両作品とも興業的には大成功でした。

そんななかで松山英夫氏、(大映の専務を務めていた)が、この期間を「黄金週間」と命名したことに由来すると言われています。

したがいまして、冒頭でもお伝えしましたが、現在のゴールデンウィークは、1951年(昭和26年)に生まれたと考えられてます。

なお、ゴールデンウィークと黄金週間という呼び名は同時に生まれた言葉なのか、それとも黄金週間が先でゴールデンウィークが後に生まれたのか?

残念ながら、このあたりは、はっきりとしていないようです。

現在では、ゴールデンウィークという呼び方が一般的ですね。

でも、週刊誌などではゴールデンウィークに発行されるものを合併号として「黄金週間特別号」「黄金週間合併号」などと称して販売することもあります。

ですので現在でも、黄金週間が死語になっていないことが分かります。

さらに、ゴールデンウィークという言葉はなじみの深い言葉ですよね。

ですが、NHKや一部のマスコミではゴールデンウィークという言葉は使わず、あなたもよく耳にする言葉だと思いますが大型連休という言葉を使っているようです。

その理由としては、

・ 連休は1週間と決まっていないので

「ウィーク」では意味をなさない。

・ ゴールデンウィークは民間会社が作った造語であるこ と。

・ ゴールデンウィークといっても休めない人もたくさんいるということ。

などがあるようです。

ゴールデンウィークの期間は?

では、ゴールデンウィークの期間についてお伝えします。

あなたが待ちわびているゴールデンウィークの期間についてはいくつかの説があります。

なかには、5月3日から5月5日までをゴールデンウィークとする意見もあります。

もっとも、これでは3連休にしかなりませんよね。

現在は、もうちょっと長く4月下旬から5月上旬にかけて。土曜日や日曜日を含めての大型連休を一般的にはゴールデンウィークとしています。

したがいまして、ゴールデンウィークの期間(休日となる日)は毎年ちがってくるということになります。

ゴールデンウィークの期間中の各祝日はいつから始まったの?

大型連休のゴールデンウィークの期間中は、いくつかの祝日・土曜日・日曜日が含まれています。

したがって、毎年のゴールデンウィークの期間は少々異なりますが、その中に含まれる祝日は同じです。

以下に示すように、ゴールデンウィークの期間中に含まれる祝日があります。

・ 4月29日 昭和の日 

・ 5月  3日 憲法記念日 

・ 5月  4日    みどりの日 

・ 5月  5日    こどもの日 

上記のように4日間あります。

では、4つの祝日がいつから始まって、どんな意味があるのか?、お伝えしていますね。

※ 祝日は正式には「国民の祝日に関する法律」により定められた「国民の祝日」で、国民の祝日は休日とする旨が定められています。

祝日 1 昭和の日 4月29日

4月29日の昭和の日は、元々は昭和天皇の誕生日でしたよね。

そのため、以前の4月29日は、昭和の時代では天皇誕生日でした。

しかし、4月29日の天皇誕生日は、昭和64年の昭和天皇崩御に伴い、「みどりの日」と改名されました。

さらに、みどりの日は2007年以降から「昭和の日」と改名され、現在まで続いています。

という経緯で、現在の「昭和の日」の始まりは2007年になります。

また、昭和の日に改名された「みどりの日」は、4月29日から5月4日へと変更されました。

※ 現在の昭和の日の意味は、第二次世界大戦など、激動の時代であった昭和を顧みて、将来の日本に思いを馳せる日とされています。

祝日 2 憲法記念日 5月3日

第二次世界大戦以前の「大日本帝国憲法」に代わり、第二次世界大戦後は「日本国憲法」が現行法になっています。

この日本国憲法に由来するのが「憲法記念日」です。

法律に関して言うと、その法律を発表する公布日と、実施に移す施行日がありますよね。

日本国憲法は、第二次世界大戦終戦後1946年(昭和21年)11月3日に公布され、その6か月後の1947年(昭和22年)5月3日が施行日になっています。

現在は、公布された日は「文化の日(11月3日)」、施行された日は「憲法記念日(5月3日)」になっています。

※どちらの祝日も「3日」になっているので覚えやすいですね。

憲法記念日という祝日が設けられたのは、1947年(昭和22年)5月3日で施行日の翌年1948年(昭和23年)からになります。

5月3日の憲法記念日の意味は、日本国憲法の施行を祝うとともに、国の成長を期する日と言われています。

祝日 3 みどりの日 5月4日

前述のとおり、みどりの日は2007年(平成19年)に、4月29日から5月4日へ移行しています。

5月4日が祝日になる前までは、曜日の関係で飛び石連休になることもあったゴールデンウィークでした。

でも、5月4日が祝日となったことで、特にサラリーマンにとっては嬉しい大型連休に成長していったという効果をもたらしています。

※ 5月4日のみどりの日の意味は、自然に親しみ自然の恩恵に感謝する、また自然に接して豊かな心を育む日とされています。

祝日 4 こどもの日 5月5日

5月5日は、端午の節句に由来するこどもの日ですね。

男の子の健やかな成長を願う端午の節句は、今でも5月5日を迎える前に、デパートなどでは五月人形が販売されています。

この端午の節句が、1948年(昭和23年)の祝日法により、1949年(昭和24年)に、こどもの日になっています。

端午の節句は男の子の成長を願う日となっていますよね。

しかし、現在の「5月5日、こどもの日」は男の子に限定されるものではありません。

現在のこどもの日の意味は、子供の成長を願うとともに、子供の幸福を図る日とされています。

ですので男の子だけでなく、男女全体が対象になっています。

また、こどもの日には、母に感謝する日という意味もあるようです。

※ 父は寂しいですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

・ゴールデンウィークはいつから始まったの?

・ゴールデンウィークの期間は?

・ゴールデンウィークの期間中の各祝日はいつから始まったの?

についてお伝えしてきました。

すこしでも、あなたのゴールデンウィークについての疑問解消ができたら嬉しいです。