夏至 は いつ です か?今年の夏至の日を一発チェックできますよ!?
<日本時間です>
2023 夏至(げし)23:57< 北半球)>
6月21日(水曜日)です。
「夏に至る」という文字の通り、夏至(げし)を境に本格的に、あの暑い暑い夏の季節がやってきます。
暑いのが苦手の方にとっては、辛い季節、また暑さに強い方にとっては、最高の季節ですね。
次章から、夏至とはどんな日なのか、どのような風習があるのかについてお伝えしていきます。
夏至(げし)はどんな日?
夏至(げし)とは、一年で最も昼の時間(日の出から日の入りまで)が長い1日なんです。
二十四節気(にじゅうしせっき)の一つです。
この日を境に、だんだんと日の入りが遅くなってきます。
例年6月20日から22日頃が夏至(げし)にあたり、2023年の夏至(げし)は、6月21日になります。
反対に一年で最も昼の時間が短い日は冬至(とうじ)と言います。
夏至(げし)の風習・食べ物
夏至(夏至)の日はどのような風習があるのでしょうか?
あまり一般的に知られてはいませんが、夏至(げし)には冬瓜(とうが)を食べる風習があるようです。
夏野菜ですが、冬瓜(とうが)は冬という字が入ります。
水分を多く含み身体を冷やしてくれて、排泄作用があるといわれ、夏にはぴったりの食べ物です。
また、地域によっては様々な風習も残っていますので、その一部をお伝えしていきます。
新小麦の焼き餅<関東地方>
豊作祈願として食べられ,関東では二毛作の農家が多く、夏至(げし)の時期には新小麦が収穫されていました。
無花果(いちじく)田楽<愛知県の一部地域>
無花果田楽とは、半分に切った無花果に田楽味噌をかけたものです。
不老長寿の食べ物と言われていました。
無花果は健康祈願と豊作祈願の二つの意味が込められています。
田楽は豊作祈願の踊りの「田楽」に由来しているようです。
焼き鯖<福井県大野市>
夏至(げし)から数えて11日目の半夏生(はんげしょう)に焼き鯖を食べる風習があります。
始まりは、大野藩の殿様が暑い夏を乗り切るために配ったことからのようです。
タコ<関西地方>
豊作を祈って関西地方では、半夏生から夏至の間にタコを食べる風習があるようです。
酢だこはおいしいですよね。
願いはタコの足のように、稲の根が大地にしっかりと根を張るようにとの思いが込められていると言われています。
うどん<四国地方>
田植えや麦刈りが終わる半夏生の頃に労をねぎらうために讃岐地方の農家では、うどんをふるまっていました。
その習慣から、半夏生にうどんを食べる風習が残っているようです。
水無月(みなづき)<京都>
ういろうの上に小豆を乗せて固め、三角形に切りそろえた和菓子を水無月といいます。
夏至(げし)の期間である6月30日に、京都ではこの水無月を食べる風習があるようです。
1年の半分が経過した6月の時期に食べることで、残り半年の無病息災を祈願する意味が込められています。
そんなことから、6月30日に行われます。
世界の夏至(げし)
世界共通の夏至(げし)と冬至です。
夏至(げし)とはどのような日なのでしょうか。海外での一部をお伝えしていきます。
イギリスの夏至(げし)
イングランド南部に位置する古代遺跡「ストーンヘンジ」で行われる夏至祭が有名です。
諸説ありますが、ストーンヘンジは紀元前2500年前に神殿として建てられたといわれています。
ストーンヘンジは昔から夏至(げし)の日を祝う場所として知られています。
スウェーデンの夏至(げし)
夏至(げし)を夏至祭(ミッドサマー)としてスウェーデンでは、盛大に祝います。
北欧では、日照時間の短い夏至祭はクリスマスと並ぶほどの大きなお祭りです。
木の葉や花でメイポールを飾るために、野の花を編み、メイポール(夏至柱)に吊り下げるための花輪と頭に載せる冠を作ります。
片手にシュナップスと呼ばれるお酒を飲みながら食事を楽しみ、メイポールを囲んでダンスを踊ります。
真夜中まで白夜のスウェーデンでは、宴が続くようです。
フィンランドの夏至(げし)
フィンランドでも白夜を迎える、夏至祭は重要な日です。
友人や家族と集まってパーティーをしたり、別荘に行ったり、キャンプをしたりと人々は都会を離れて過ごします。
コッコという薪を燃やして焚火をする風習がある、夏至祭の日は、夜になると湖畔や開けた空き地でその光景を見ることができます。
ブラジルの夏至(げし)
夏至(げし)を迎える北半球、南半球では冬至を迎えています。
一年で最も夜の長い冬至の時期、南半球のブラジルでは「フェスタジュニーナ(6月祭)」として祝います。
ヨーロッパの各地で行われていたフェスタジュニーナは、豊穣祈願のお祭りがブラジルに持ち込まれたのが始まりと言われています。
各地の音楽やダンス、料理でブラジル全土が盛り上がる、さまざまな人種の伝統が混ざり合うお祭りです。
キャンドル(ろうそく)ナイト
夏至(げし)は近年では「キャンドルナイト」の日としても定着しつつあります。
スローガンである「電気を消して、スローな夜を」それぞれに楽しもうという幅の広い趣旨が多くの賛同を呼びました。
例年、東京都港区の増上寺でイベントが行われています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・夏至(げし) は いつ
・夏至(げし)はどんな日?
・夏至(げし)の風習・食べ物
・世界の夏至(げし)
・キャンドル(ろうそく)ナイト
についてお伝えしてきました。
少しでも、あなたの夏至(げし)についての疑問解消にお役に立てたら嬉しいです。