当記事では、趣味で家庭菜園をやられている方へ、農学博士の木嶋利男先生による紹介されている内容および自分の体験も含めお伝えしますね。
従いまして、大規模農家の方には参考にならないと思いますので、このページは閉じて下さい。
それでは、枝豆 栽培 害虫 対策の中でも最もダメージが大きい、カメムシの対策についてご紹介します。
その、5つの主な対策とは?
1,防虫トンネルで侵入をシャットアウト
2,開花時期に水分補給を
3,ハッカ油で撃退
4,枝豆の種まきの時期を遅くする(秋どり)対策
5,コンパニオンプランツ栽培で害虫忌避
以上5つ方法です。
次章から自分の体験を含め、農学博士の木嶋利男先生が紹介されている1~5について説明していきますね。
枝豆の害虫「カメムシ」対策
カメムシの被害にあわないようにする5つの対策をご紹介します。
ただし、ご紹介する5つの対策をやったからといっても100%防ぐことは出来ません。
あくまで被害を少なく出来るというイメージですね。
防虫トンネルを掛け侵入を防ぐ
収穫まで防虫トンネルをかぶせておくと、カメムシの侵入を少しでも防ぐことができます。
でもちょっと面倒くさく感じるかもですね。
しかしながら土の中に卵がひそんでいて、ふ化した場合は、ネットの中でカメムシが発生してしまいます。
ですので、畑に行くたびに ネットの中にカメムシがいないかチェックする必要があります。
自分の経験ですが、防虫トンネルの効果で、カメムシの被害にほとんどあわずに収穫することが出来ました。
花が咲き始めたら、こまめに水やりを
栽培する地域、及び品種によって前後しますが、4月~5月頃に枝豆の種まきをする方が多いかと思います。
例えば、5月の上旬に種くと、枝豆の花が咲く頃 カメムシ発生のピークになってしまいます。
この時期に雨がほとんど降らないと、カメムシに水分を吸い取られてしまい、実の付きが悪くなってしまいます。
(実付きが悪い原因は、カメムシというより水不足にありますので、この時期にカメムシが発生しても水分が足りていれば実付きは悪くなりません。)
したがいまして、枝豆の開花時期に乾燥した日が続いた場合は株元に水やりをして、実の付きが悪くなるのを防ぎましょう。
ハッカ油で撃退
ハッカ油をスプレーして寄せ付けなくする対策もあります。
カメムシはハッカ(ミント)の香りを嫌がるためです。
枝豆の種まきの時期を遅くする(秋どり)対策
カメムシは6月頃にふ化しますので、種をまく時期を6月~7月の遅めに行い、秋どりにすると、カメムシの被害をおさえることができます。
でも、暑い夏にうまいビールのつまみにしたい思っている方もいるかもですね♪
コンパニオンプランツ栽培で害虫忌避
枝豆のコンパニオンプランツには、ミントやトウモロコシなどがあります。
枝豆には、カメムシが付きやすく、トウモロコシはアワノメイガが付きやすい野菜です。
別科野菜の害虫は、互いを避ける性質がありますので、野菜全体の害虫被害を少しでも抑えることができます。
(枝豆はマメ科、トウモロコシはイネ科です)
枝豆に害虫が発生する理由
枝豆につく多い害虫といえば「カメムシ」ですね。
カメムシは枝豆をはじめとする夏野菜の収穫時期に出現する厄介な害虫です。
春に産卵した幼虫がうまれるのは6月頃からで、ちょうど枝豆のサヤが付きだす頃と重なってしまうんです。
農学博士の木嶋利男先生によりますと、カメムシが枝豆に付く理由は、2つあると言われています。
1つ目は「肥料の与えすぎ」、もう1つは「生育不良の株」になります。
枝豆は肥料過多にしてしまうと、カメムシだけでなくアブラムシ類やコガネムシ類などの害虫被害も多くなります。
ですので、元肥料はやらずに育てます。
自分の場合は枝豆のさやが着いたのを確認出来てから、株の状況を確認し、1m2当たり30g程度の肥料を与えています。
枝豆にカメムシが付いてしまった時の駆除方法
カメムシが枝豆に付いてしまった時の対策をご紹介いたします。
害虫対策の最善の対策は予防することですが、もしカメムシが枝豆に付いてしまったら、割りばしやペットボトルのタラップを使って取り除きましょう。
卵が葉っぱに付着していた場合は、ガムテープ等粘着製のもので取り除くか、葉っぱごと切り取って処分します。
口にい入れる食べ物なので、出来るだけ殺虫剤は使用したくないですよね♪
まとめ
枝豆栽培のカッメムシ対策5つの方法及び
枝豆に害虫が発生する理由、
枝豆にカメムシが付いてしまった時の駆除方法について、
自分の体験も含めご紹介してきました。
あなたの枝豆栽培にすこしでもお役に立てたら嬉しいです。