端午の節句 いつから飾る┃待ちどうしい五月人形や兜はいつから飾る?
端午の節句の飾り付けをするのに最適な時期は、
春分の日(3月20日前後)から4月中旬と言われています。
※ 五月人形を飾る時期にはっきりとした決まり事があるわけではありません。
次章より、端午の節句 はいつから飾る!?
待ちどうしい五月人形や兜はいつから飾る?
についてお伝えしていきます。
端午の節句の五月人形や兜はいつから飾る?
こどもの日はゴールデンウイーク中の5月5日になります。
この日は端午の節句でもあり、男の子のいる家ではお祝いをするのが習わしです。
端午の節句は、健やかな子どもの成長を祈る日本の伝統的な行事で、五月人形や兜や鎧、鯉のぼりなどを飾っていす。
このような、こどもの日に彩りを添えるお飾り、五月人形などはいつ頃から飾るのが正しいのか。
いざ飾り付けをするとなると、押入れなどにしまっていた場所から取り出して飾るとなると、なかなか億劫なものですよね。
忙しくしていると、ついつい先延ばしにしてしまいがちです。
親心として、せっかく飾るなら、よいとされている日や縁起の良い日に飾りたいですよね。
男の子の端午の節句をお祝いするための飾り、さらに五月人形や兜や鎧を出すのに正式な日はある?、最適な日はいつ?、についてお伝えしていきます。
端午の節句の飾りはいつから飾るべき?
春のお彼岸を過ぎたあたりから、五月人形などの五月飾りを出す時期の目安になります。
春のお彼岸が過ぎたあたりというと、3月23日頃ですね」。
3月は桃の節句のお雛さまが終わると、すぐに端午の節句がやってきて、五月人形といった感じですね。
なんでこの時期なのかと言うと、節句というのは季節の節目だからです。
節句の「節」の意味は、季節の変わり目という意味があります。
季節の節目に、五穀豊穣・無病息災・子孫繁栄などを祈って神さまにお供え物をしたり、邪気を祓ったりする行事が本来の節句でした。
女の子の桃の節句もこのならわしが残っているものです。
春分の日(3月20日前後)から4月中旬頃に端午の節句の飾り付けをすることが最適な時期と、一般的と言われています。
厳密に、五月人形を飾る時期には決まり事があるわけではないんです。
人によっては、「縁起が良いから」ということで、大安を選ぶ方もいますが、六曜にこだわる必要はありません。
ライフスタイルも多様化している現在は、飾りを出す時期も様々です。
飾り付けはあなたの都合に合わせ、自分のペースで飾りつけをすれば大丈夫ですよ。
端午の節句の五月人形や兜を出す日に決まりはある?
前章でお伝えしたように、端午の節句の飾りを出す日に決まりごとはありません。
5月5日のこどもの日の、端午の節句の当日に出すのは「よくない」、とされています。
なぜかというと、お祝いごとでは、一日だけ飾るのは縁起が悪いとされているからです。
ほかにも、一日だけ飾るのは縁起が悪いとされていることは、お正月の門松や松飾りがよく知られています。
大晦日に門松や、松飾りを飾る事を「一夜飾り」と言います。
一夜飾りが良くないとされる理由の一つが、お葬式を連想させるから、という理由があります。
お葬式というのは、つねに突発的に行われますよね。
不幸にして人がなくなると、一夜にして準備を行い、次の日にはすぐ葬義が行われます。
葬儀における祭壇や棺桶などの準備はその前日に、一晩で行うことが殆どですよね。
ですので、お葬式を連想させてしまうことから、一夜飾りは縁起が悪いとされているわけです。
また、お正月の門松や松飾りの場合は、縁起以外にも、『一夜飾りは誠意に欠ける』といった考え方もあります。
家を訪問してくださる歳神さまの目印となる、松飾や門松は、迎える側として誠意に欠けると言われています。
こういった考えから、五月人形の当日飾りはよくないといわれています。
「我が子を病気や怪我、災いから守ってくれますように」
という願いをこめ、我が子の健やかな成長を願う意味で端午の節句に五月人形を飾ります。
その意味からいうと、端午の節句ギリギリになって、慌てて出すのは失礼にあたるということになります。
考えかたによっては、お願いする効果が薄れそうな気がしますね。
端午の節句の五月人形はいつしまうの?
桃の節句の雛人形とは違って、端午の節句の飾りは、しまう時期が遅れても「婚期が遅れる」といったような、いわれがあるものではありません。
五月人形を出す日(飾り付けをする日)同様、五月人形などの飾りをしまう時期にも決まりがあるわけではありません。
ですので、5月5日が過ぎたからといって、慌ててしまう必要はないです。
一般的には、ゴールデンウイークが終わって一段落したあたりで片付けることが多いようです。
5月中旬くらいまでに片付ける目安でよい思います。
気お付けたいことは、五月人形をしまう日は湿気や虫を予防するために、よく晴れた空気が乾燥した日を選びましょう。
この時期は、住んでいる地域によっては梅雨入りが近づいている場合があります。
特に鯉のぼりや人形は、天気が不安定になる前に片付けること大切です。
五月飾りをしまう日は、飾る日と同じように、大安吉日などの六曜にこだわらなくてもいいです。
もちろん、あなたの考え方ひとつですので、こだわっても大丈夫ですよ。
翌年も飾りたい、たいせつな端午の節句の飾りです。
五月人形や兜、鎧飾りなどは丁寧にホコリを払い、天気が良く、できる限り湿度の低い日に片付けるようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・端午の節句の五月人形や兜はいつから飾る?
・端午の節句の五月人形や兜を出す日に決まりはある?
・端午の節句の五月人形はいつしまうの?
についてお伝えしてきました。
あなたの、端午の節句の五月人形についてのお悩み解消に少しでもお役に立てたら嬉しいです。